宇宙開発におけるマイクロアルジェの利用は、古くから提唱されて来ました。宇宙ステーション等でマイクロアルジェを大量培養すれば、酸素を放出するとともに、そこに居住する生物の出す二酸化炭素を吸収して、いわゆる「閉じた系」を形成します。さらに培養されたマイクロアルジェからは食糧、医薬品、エネルギーなどの生産が可能です。
2006年3月30日、ロシア・バイコヌール宇宙基地より、4種のマイクロアルジェを搭載したソユーズ宇宙船が発進。マイクロアルジェは国際宇宙ステーション(ISS)にて10日間滞在した後、地球に帰還しました。
細胞の多くは死滅していましたが、生き残った藻体には特徴的な変化の観られるものもありました。現在これらの「宇宙マイクロアルジェ」は、当社研究所および共同研究機関にて培養中。宇宙開発事業への可能性を追求しています。
日射しの強い地域の塩湖に生息。ベータカロテン等のカロテノイドを豊富に含む。
抗酸化作用 免疫調整作用 抗腫瘍作用 抗アレルギー作用
海洋に生息する緑藻。抗酸化作用・デトックス作用を持つグルタチオンを含む。
抗酸化作用 デトックス作用 美肌・美白作用 老化防止作用 肝機能強化作用
海洋に生息し、海中のカルシウムを取り込んで殻を造る。人工消化率97%と生体に吸収されやすい。
カルシウム・EPA・DHA含有 活性ビタミンB12含有
イシクラゲ
河川に生息する念珠藻の仲間で、コンドロイチンやヒアルロン酸の産生に役立つノスツロン酸などを含む。
グルコサミン・ノスツロン酸含有 抗酸化作用 免疫増強作用
宇宙で農業を行うためにマイクロアルジェを利用する研究が進んでいます。前述のようにマイクロアルジェそのものを作物や飼料として利用する他に、最近では、畑の土の代わりにマイクロアルジェ(イシクラゲ)が利用できることが判ってきました(三重大学)
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